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かづのファミリークリニック

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2024/07/23

突発性発疹の解説

どんな病気?

ヒトヘルペスウイルス6型、7型という2種類のウイルス感染によって引き起こされます。ですので、突発性発疹は2回発症することがあります。典型的な症状は3日間程度の発熱の後に解熱して、全身に発疹が出るというものです。しかし、このような症状を呈する人は感染者全体の20%程度と言われています。残りの方は気づかないうちに感染を済ませてしまっています(不顕性感染)。ほとんどのお子さんは2歳までに2回の感染を済ませています。

どうやってうつる?

ヘルペスウイルスは、一度感染したらその人の体内に一生住み続けます。突発性発疹は唾液からうつりますが、多くの場合は周りの大人の唾液から感染していると考えられます。感染を防ごうとしてもほとんど意味がありません。流行することはあまりありません。

どうやって治療する?

残念ながら、治療薬はありません。まれですが熱性けいれん、脳炎、脳症、肝炎、心筋炎など怖い合併症が知られています。熱が下がるまでは安静につとめましょう。

保育園はどのくらい休めばよいの?

解熱して発疹が出現したら登園できます。発疹が消えるまで待つ必要はありません。ただし、解熱後も数日は不機嫌な状態が続きます。体調が悪そうなら無理せず休むようにしましょう。

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