2023/05/31
嗅覚障害診療ガイドライン56月8日(木)は院長が鹿角市健診参加のため、午後の診療は15時開始となります。ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。 6月17日(土)は内科呼吸器内科が休診となります。小児科耳鼻咽喉科は通常診療を行います。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。
Kallmann症候群、Kleinfelter症候群などの性腺機能障害を伴う先天性症候群にて、嗅覚障害を合併することがよく知られています。
嗅覚障害においてはまずその原因となる疾患(原疾患)をしっかりと診断して、原疾患の治療を行うのが大原則です。しかし実際は原因がはっきりしない嗅覚障害も多くみられます。その際は鼻噴霧ステロイド剤や漢方薬(小青竜湯)は一つの選択肢となり得ます。免疫抗体の投与や内服ステロイド剤も効果があるようです。しかし副作用のデメリットを考慮しますと、それらの薬剤は安易に使用すべきではないでしょう。感冒後嗅覚障害に対しては当帰芍薬散が有効なことがあります。 |