かづのファミリークリニック

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2023/05/27

嗅覚障害診療ガイドライン4

6月8日(木)は院長が鹿角市健診参加のため、午後の診療は15時開始となります。ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

6月17日(土)は内科呼吸器内科が休診となります。小児科耳鼻咽喉科は通常診療を行います。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。


院長です。当院は純音聴力検査の設備は備えておりません。設備が整うまでご了承くださいますようお願い申し上げます。


嗅覚障害の原因疾患


副鼻腔炎

副鼻腔とは鼻腔(いわゆる鼻の穴)と細い通路でつながる、頭蓋骨の中にある空洞のことです。両方の頬の中にある空洞を上顎洞、おでこにあるものを前頭洞、鼻腔の上の奥にあるものを篩骨洞、さらに篩骨洞の奥、一番脳に近いところにある部屋を蝶形骨洞と呼びます。鼻腔と副鼻腔の中は粘膜で覆われていますが、ここがウイルスや細菌などの感染により炎症を起こしますと、副鼻腔炎を生じます。自己免疫が原因の副鼻腔炎には好酸球性副鼻腔炎というものがあり、難治性で嗅覚障害の原因にもなりやすいです。


アレルギー性鼻炎

花粉が原因であるものはいわゆる「花粉症」と呼ばれます。花粉以外にもダニやペットのフケが原因となります。やはり鼻腔の粘膜の腫脹や浮腫をきたしますので、嗅覚障害の原因になります。アレルギー性鼻炎の患者さんの54-67%が嗅覚低下を自覚するとの報告もあります。


感冒後嗅覚障害

いわゆる「かぜ」のウイルス感染後に、嗅覚障害を来します。ウイルス感染が直接嗅粘膜を障害するために生じると考えられています。従来は回復困難と考えられていましたが、近年の研究では、かなりの症例で自然治癒することがあるとされています。初診時に重症である患者さんは、回復傾向が乏しいようです。

外傷性嗅覚障害

鼻の骨や頭蓋骨の骨折などにより起こります。予後不良で嗅覚脱失の割合も大きく、生活に困難を覚える方が多いのも特徴です。

その他

パーキンソン病やアルツハイマー病が原因として知られています。また、ガソリン、タバコ、ヒ素、ベンゼン、トルエンや調髪剤なども原因となります。悪性腫瘍に対する放射線治療も、嗅神経が被曝すれば原因となり得ます。


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